実用とは?/ ノーローン
[ 1323] 実用
[引用サイト] http://d.hatena.ne.jp/brazil/
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佐々木 行きたいけど行けない夢や理想みたいなものがあって、それに向かって地道に邁進するというのが人間の本来の姿であるという道徳的な考えをすると、「そんなの行けないんだよ」で終わっちゃうのが西村さん。「今のことはどうでもいいんだ。とにかく理想を目指すんだ」と突っ走ってしまうのが梅田さん。理想と現実のせめぎ合いに生きている我々の気持ちを、2人とも理解していないな、という感じはちょっとするかもな。 小飼 年功序列という意味では、そのコストってミニマムになりますよね。考えなくてもよいシステムというのは、システムとして悪くないですよ。 西村 その心境わかります。本当に嫌なことに対して頑張っている自分は、どういう経験を得て、どういう感情を持つんだろうと、自分のことに置き換えてしまうんですよね。心から嫌なことをやっている自分の心境を、知りたい欲望に駆られる。そして、予想どおりの結果になって後悔するんですよ。 スラッシュドットにしてもはてなブックマークにしても、情報を誰かが操作するという意味では、ヒエラルキー構造があります。10人が応援する情報に価値があり、その10人がさらに紹介をすればより多くの人が見るようになり、さらに価値が上がっていくというヒエラルキー構造です。そういった構造が完全にでき上がったとき、無名な誰かが発言したおもしろいことというのは、抹殺されてしまう。情報のすべてを見ることができない限り、ヒエラルキーが高い人が指名した情報しかユーザーは見なくなる。それでは面白くないものになってしまう恐れがあります。 なにしろ、現実は、果てしない泥沼みたいなもので、"思いわずろうても"キリがないのだ。子供が寝ると、僕は、妻と二人で模型を作り、その間だけ現実を忘れることができた。 「君、園芸というと花作りなんかで楽しいと思もっとるか知らんが、百姓仕事は、時には、くさったクソをなめなきゃならんこともあるんだよ」 「僕は、クソは平気です。赤ん坊の時には、手についたクソをなめたことがありますし、小学校では、教室でよく屁もしました」 兵営の中では、おそろしい顔で班長が待っていた。僕は、中隊長室まで連れて行かれて、「ラッパが鳴ったとき、営門の内側に足があったかなかったか」、きびしく問い糾された。僕は、小学校以来、遅刻はよくやっていたから、さほどのこととも思わず、 命がけでラバウルに上陸すると同時に、ビンタだった。「ここはどこですか」という愚劣な質問を上等兵に発したのが悪かったのだ。質問もちょっとボケてはいたが、それよりも、その態度が軍隊で最も悪とされている「地方人(軍隊以外の人)」に近いというのである。僕は、たどりつくだけでやっとというこのラバウルに到着したのだから、死ぬときは皆いっしょだし、人間はみな兄弟のような気持ちで発言したのだが、それがまずかったらしい。 「ええ、弟がなにか奇妙なことをやらかすと、私が疲れるんです。弟は、きっと私のエネルギーを吸いとって、二人分の力で動きまわるんじゃないでしょうか」 「夢のようで、はっきりおぼえていませんが、なんだか首をくくらなければいけないような気持ちになりまして……」 だんだん体もよくなってきて、手の傷も癒えてくると、手の傷口から不思議なことに赤ん坊のにおいがするようになってきた。 |
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