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込みとは?/ ノーローン

[ 384] Amazon.co.jp: 張込み: 大木実,田村高広,宮口精二,野村芳太郎,松本清張: DVD
[引用サイト]  http://www.amazon.co.jp/a?μe??a??-a?§a?¨aR?/dp/B000BKJF2S

八日目!ホシは遂に現れた!追う者、追われる者 息づまる対決の中に頭をよぎる愛の幻・・・ ●野村芳太郎監督が、絶賛を博した「糞尿譚」に次いで放つ大作。 ●初めて白黒のグランド・スコープが採用された作品である。 【ストーリー】 暑い夏、柚木・下岡の両刑事は佐賀へ向かった。逃亡した深川質屋殺しの二人組みの一人・石井を逮捕するためである。主犯の供述では石井が別れた女・さだ子に会いたがっていたという。わずかな可能性に賭け、さだ子の住む佐賀で両刑事は張込みを始める。九州の果てまでも凶悪犯を追って苦闘する刑事の姿をスリルとサスペンスをヒューマニズムをもって描く、野村芳太郎監督の本格的刑事ドラマ。 【スタッフ】 原作:松本清張「小説新潮」講談社刊 脚本:橋本忍 監督:野村芳太郎 音楽:黛敏郎 【キャスト】 大木実・田村高広・宮口精二・高千穂ひづる・高峰秀子・川口のぶ 藤原釜足・山本和子・多々良純・清水将夫・浦辺粂子・菅井きん 【特典】 ●特報・予告篇 ●シネマ紀行
   警視庁捜査一課のベテラン下岡(宮口精二)と若い袖木(大木実)、二人の刑事は質屋殺しの犯人(田村高廣)を逮捕すべく佐賀へ赴き、犯人の以前の恋人で今は銀行員の後妻になっている女(高峰秀子)を張り込んでいく。松本清張の同名短編小説を原作に、野村芳太郎監督が描いたミステリ映画の名作。ロケーションを活かしたドキュメンタリー・タッチで、張り込む者と張り込まれる者の日常のディテールを繊細に積み上げていきながら、単なるサスペンスだけでなく人間の心の奥底まで垣間見せる傑作となっている。横浜から九州までの汽車内の丹念な描写から既に映画に釘付けとなり、真夏の汗とともに焦燥感を醸し出す張り込みシーンの見事さ。本作の成功によって、野村監督は一躍日本映画界のトップ監督に躍り出ると共に、松本原作作品をその後も多く手がけるようになっていった。(増當竜也)
人間の心を描くことは難しい。また、自然の情景もそうだ。この作品はこれら両者を描ききったものである。監督はこの作品が重きを置くのは俳優でもなく話の面白さでも無いと言う。重きを置くのはリアリティであるとのことだ。映画にでるシーンは九州の自然を余すことなく描き出す。素晴らしい自然の中で、苦悩する共犯者と付き添う女の心が巧く溶け込んでいる。モノクロであるにも関わらず美しい情景が眼に入る、日本的な品を感じる傑作だ。
<張込み>の言葉からすると、本作品は随分と刑事アクションを想像してしまいますが、さにあらず・・・。
今となっては、この作品、昭和32年当時の日本の世俗をありのままに
映し出している秀作じゃないでしょうか!。それは、鉄道しかり、風呂屋しかり、恋愛感しかり、田畑を含めた風景しかり・・・・。
今の昔も、生活のレベルは違いこそすれ、庶民の暮らしは大変だったこと、ホント、身にしみてわかります。
クーラーもテレビもクルマも無かった時代・・・。真夏、汗だくになって生活していた時代です。そんな日本の世相&九州の地方都市を、ここまで丁寧に撮影した映画は無いんじゃないでしょうか。

”松竹ー松本清張ー野村芳太郎”とくると豪華出演陣による大作がイメージされがちですが、この作品は深い味わいを持った小佳品という感じです。カメラが趣味の人には特にお勧めで、昭和30年代の風景のカット一つ一つがモノクロの上質な写真といえるほど美しく撮られています。

構成としては、殺人犯の愛人である人妻の日常を丁寧におっている前半部が退屈しますが、犯人が現れて逮捕にいたる終盤に一気にクライマックスが訪れます。観終わった後の清爽感も素晴らしく、充分、名作の名に値する作品でしょう。

前半部の退屈さを割り引いて”星4つ”の評価にしました。

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